ソニーのハードディスクコンポ「NAS-M95HD」に付属したスピーカーです。当時10万円以上のフラグシップコンポーネントだったこともあり、スピーカーも単体製品の佇まいです。以下の整備を施しています。・　ネットワークの再構築・　配線の引換え・　キャビネットの上塗り塗装内部のクロスオーバーネットワークを再構築しています。（写真10枚目）ツイーターのフィルターを18dB/octから12dB/octに変更。固定アッテネータで出力調整しています。コンデンサはPanasonic製のPETフィルムコンデンサを採用。なお、このスピーカーのウーファーはネットワークスルーで、こちらはそのままです。上記に伴い、配線をすべて引き換えています。スピーカーターミナルからネットワークまではOFCスピーカーケーブルとしています。キャビネットに2液ウレタンクリアを薄く吹いています。細かな傷を目立たなくするためなので、塗膜はほとんどありません。外観の状況は、前面角と背部に打痕があります。（写真5、6枚目）また、ツイーター用のグリルに目立たない程度の歪みがあります。------L字ダクト＆直結ウーファーを備える重低音重視のスピーカーです。反面、中高音が大人しかったため、フィルムコンデンサとクロス周波数の変更で程よく色付けしています。アッテネータを噛まして、オリジナルの音の傾向と離れないようになっています。塗装の2液ウレタンは、極薄く吹いています。素人塗りですので、仕上がりは期待しないでください。------主な仕様・　バスレフ型／2WAY・　120mmアラミド繊維コーンウーファー・　25mmカーボングラファイトコンポジットドームツイーター・　外形：W149 x H290 x D272mm・　重量：約4.0kg/1本・　インピーダンス：6Ω